『永遠。』 村山由佳 (講談社文庫)

とりあえず本屋で平積みされているのを見かけ作者を見て特に何も考えずに購入。ぱっと開いてみての感想は、文字が少ないな、でした。そういえば読みやすさの向上とかやってたのは講談社だったかな、と頭の片隅で考えながら読む。30文字×12行×100ページ、3万6千字。短いね。とはいえ4000字程度のレポートに四苦八苦している私と比べるとやはり作家というのは偉大だなと思う。
まずこの作品は2002年の映画『卒業』のコラボレーションとして書かれた作品であるらしい、ということを念頭に置いて(出来れば観てから)読むべきだろう。私は上記の通り何も考えずに買ったので特に盛り上がりもない静かな作品だという印象しか持てなかった。解説を読む限りでは映画のサイドストーリーで、「ああこういうことだったのか」という感じらしい。両方観るのがやはり正しい楽しみ方なのだろう。というか正直単体だと小説に娯楽性を求めがちな私にとってはいまいち。

永遠。 (講談社文庫)

永遠。 (講談社文庫)

と何事もなかったかのように再開してみる。いや実際特筆すべきことは一切無かったわけですが。程々に読書もしているのでちょくちょく書いていきたいです。