『バカとテストと召喚獣(6)』 (ファミ通文庫)

とりあえず秀吉に萌えておけばいいと思うんよ。いつものバカテス。ところで表紙の娘さんは誰でしたかね。工藤さん?バカとテストと召喚獣 6 (ファミ通文庫)作者: 井上堅二,葉賀ユイ出版社/メーカー: エンターブレイン発売日: 2009/04/30メディア: 文庫購入: …

『アクセル・ワールド』 川原礫 (電撃文庫)

どこかで面白いよ的な紹介記事を見て購入してみました。内容としてはデブで苛められっ子の主人公がヒロインに見初められブレイン・バースト(仮想世界でのゲームのようなもの)で活躍するお話。というとちょっと違う気もしますが、そんな感じです。 劣等感の塊…

『偽物語(下)』 西尾維新 (講談社BOX文庫)

『200%趣味で書かれた小説』という煽りは伊達じゃないです。良くも悪くも好き放題な感じです。パロディとメタ発言が多用されておりますので服用の際は自分の許容範囲とよく相談しましょう。 中身としては、もう阿良々木ハーレムに妹も加えちゃいなよ的な内容…

塩の街 有川浩 (メディアワークス)

ラノベからのハードカバー化ということで少し前に一部で話題になった本作ですが今更ながら読んでみました。ちなみにハードカバー版。 この本の著者は最近アニメ化された図書館戦争の人のデビュー作ということですが非常に面白かったです。謎の奇病により社会…

『偽物語 上』 西尾維新 (講談社BOX文庫)

この本にはまんまと騙されました。主にタイトルに。発売時からチェックはしていましたが上巻と言うことで完結していないのだろうと下巻を待っていたところ、やはり待ちきれずに手を出してしまったわけですが…ちゃんと一冊で完結してるじゃないですか!しかも…

『こうすれば犯罪は防げる 環境犯罪学入門』谷岡一郎 (新潮選書)

たまには真面目な本を読んでみる。 環境犯罪学というとちょいとお堅いように見えますが簡単に言えば犯罪が起きにくい環境を作ることで防犯をしようという内容です。……あれ?タイトルの通りだ。 ということでそんなに難しいような内容でもありません。実際に…

『教艦ASTRO』 蕃納葱 (まんがタイムKRコミックス)

まあ所謂一つの萌え系四コマなんですが。こっち系には珍しい先生が主要人物なマンガです。じょしこーせーがキャピキャピ(?)するのではなく新任教師がキャピキャピするマンガなのです。え?何が違うんだ?もちろん女教師ってのがいいんですよ!……と自分で書い…

『Dクラッカーズ』 あざの耕平 (富士見ミステリー文庫)

全10巻(最終巻が7-1と7-2に分冊されている&短編集2冊)。BBBことBLACK BLOOD BROTHERSの作者の作品。 とはいえDクラでファンになってBBB買った人が多いのではなかろうか。最近BBBのアニメ化で名が売れたおかげで、富士見ファンタジア文庫から新装版が出始め…

『ニンギョウがニンギョウ』 西尾維新 (講談社)

すみません。さっぱり分かりません。ぬーん。 私的一口メモ:戯れ言シリーズやらりすかやらなノリを期待すると後悔する一品。難解というより支離滅裂。ニンギョウがニンギョウ (講談社ノベルス)作者: 西尾維新出版社/メーカー: 講談社発売日: 2005/09/06メデ…

『化物語 上・下』 西尾維新 (講談社BOX)

怪異云々という帯やら煽り文句だが、後書きにもあるように怪異とかそういうのは二の次でやはりキャラ同士の掛け合いが際だって面白い。こんなテンポで会話できたら(相棒込みで)さぞかし楽しいのだろう。まあ実際には難しいけど。高価なのが気になるところで…

『四季 秋』 森博嗣 (講談社文庫)

『夏』がS&Mシリーズの前を描いたのに対して『秋・冬』は全てが終わった後、続編、または後日譚的な内容。『秋』は特に犀川と西之園の二人の関係を主として書いている。もしかして研究者ってみんなこんなんなんだろうか……いやそんなはずは……、みたいな。犀川…

『四季 夏』 森博嗣 (講談社文庫)

S&Mシリーズ第一作『すべてがFになる』に繋がる真賀田四季13歳の少女時代の出来事を描いた一冊。全てはここから始まった…ような気がする。四季の人間味を描きつつもそれ故彼女の「早さ」または「速さ」が際だっていた。 私的一言メモ:『すべてがFになる』面…

『四季 春』 森博嗣 (講談社文庫)

とりあえず凄い勢いで本を出す人。高校時代から何となく好きで結構チェックしています。と言っても既刊全部追えているわけではないけれども。犀川、西之園主役の所謂S&Mシリーズは全部読んでいるので今回も手を出した次第。 同シリーズの登場人物、むしろラ…

不覚

にも零崎軋識の人間ノックの発売に気付いてませんでした。最近大きな書店に行ってませんでしたからね。ということでさっそく購入。封入されてるカードはカードゲーム風ですがトレーディングカードのようで。内容に差があるんでしょうか。まあぼちぼちと読み…

『夜のピクニック』 恩田陸 (新潮文庫)

結構前のだけど。それなりに待ってた文庫化。映画には興味なし。一言で内容を言うとすれば異母兄妹の交流を描く青春小説。てっきり恋愛ものかと思った私は俗っぽいんですかね。主役の二人を中心とした登場人物同士の掛け合い、微妙な関係が巧く書き出された…

『永遠。』 村山由佳 (講談社文庫)

とりあえず本屋で平積みされているのを見かけ作者を見て特に何も考えずに購入。ぱっと開いてみての感想は、文字が少ないな、でした。そういえば読みやすさの向上とかやってたのは講談社だったかな、と頭の片隅で考えながら読む。30文字×12行×100ペー…

『優しい秘密』 村山由佳 集英社文庫

おいしいコーヒーのいれ方シリーズの第八巻。文庫版。私は文庫版を追っているが、ノベルス版だと先行で二冊(現在十巻まで刊行)しかも最新刊の帯にクライマックスとでていればそちらに転向してしまう事も致し方あるまい!と友人の、同じく村山読者と話し合っ…

『「世界の神々」がよくわかる本』 東ゆみこ 造事務所 (PHP文庫)

書店に広々と平積みにされていたので手に取ってみた。内容としては図や挿絵を挟みつつ主立った神話を各8ページほどで、それぞれの神様を一人あたり1〜4ページほどで説明としたものである。なのでそう詳しく書かれているわけではないが、別に研究するでもなく…

『失はれる物語』

のんびり読み進めております。のんびりといっても数ページずつ読んでるわけではなく、一編読んでは時間を空け、好きな作品を反芻しながら読んでます。残りは『マリアの指』新出唯一の中編。そこはかとなく期待。 ところで表題作は新出じゃないようで。最近自…

『失はれる物語』 乙一 (角川文庫)

待望の新作文庫化。『GOTH』『ZOO』も文庫化しましたが、ハードカバー版を既に購入していたのでパス。数ページの書き下ろしのために買うのはちょっと……。ちゃっかり立ち読みましたが。対して『失はれる物語』半分ほどは既出の作品だったのでハードカバー版を…

『地を穿つ魔』 ブライアン・ラムレイ 夏来健次訳 (創元推理文庫)

タイタス・クロウ・サーガ二冊目にして長編第一弾。とはいえ未読。だって昨日購入したのですから。いや本当は他に買った本が原因ですはい。 (創元推理文庫)" title="地を穿つ魔 (創元推理文庫)">地を穿つ魔 (創元推理文庫)作者: ブライアン・ラムレイ,夏来健次…

『タイタス・クロウの事件簿』 ブライアン・ラムレイ 夏来健次訳 (創元推理文庫)

そこはかとなく探していて書店に行って発見して『デモンベインの原点』という帯に吹き出しそうになりました。出版社(書店?)にもニトロファンはいるのね*1。アニメ化に伴って前面に出してきた模様。 現在まだ半分ほどしか読んでないが、思いのほか読みやすい…

『虚構の勇者』 三浦良 (富士見ファンタジア)

ファンタジー。『逆襲の魔王』の続編。まさか続きが出るなんて露程にも思ってなかったので思わず手に取ってしまった。この作品何が面白いかというと設定が非常に面白い。『逆襲の魔王』のプロローグでもあるが、簡単に言えば ①異能故に人間に迫害された少女(…

『Pumpkin Scissors (5)』 岩永亮太郎 (講談社)

戦災復興に奮闘する陸情三課(通称パンプキンシザーズ)の活躍を描いた作品。この作品はキャラクターがかなり魅力的。良くも悪くもまっすぐな貴族の少尉も、優しさと苛烈さが隣り合う伍長もその他諸々の登場人物もいい味出してます。ところで主人公は少尉と伍…