『「世界の神々」がよくわかる本』 東ゆみこ 造事務所 (PHP文庫)

書店に広々と平積みにされていたので手に取ってみた。内容としては図や挿絵を挟みつつ主立った神話を各8ページほどで、それぞれの神様を一人あたり1〜4ページほどで説明としたものである。なのでそう詳しく書かれているわけではないが、別に研究するでもなく只の興味で神話が知りたいというのならば十分であろう。
紹介されている神話はギリシャ神話から始まり、北欧、ケルト、インド、メソポタミア、エジプト、果てはクトゥルーまで8つの神話、約110の神々またはそれに類するものに及ぶ。ゲームやら小説やらによく登場する名前が多数出てくるのでその方面から興味を持った人には結構お勧め。逆に、あくまで人物主体で書かれているので神話という物語を楽しみたい人にはお薦めできない。
最近(?)ではFateからはヘラクレスギルガメシュクーフーリン(ク・ホリン)、ヴァルキリープロファイルの主要神族は大体載ってるのではなかろうか(VP2は知らないが)。サザンアイズとか懐かしいものも思い出して一人にやつく今日この頃。

「世界の神々」がよくわかる本 ゼウス・アポロンからシヴァ、ギルガメシュまで (PHP文庫)

「世界の神々」がよくわかる本 ゼウス・アポロンからシヴァ、ギルガメシュまで (PHP文庫)