明けてます

おめでとうございました。
大空へ旅だった年末ではありますが(片道150分程度でしたが。というかアパート⇔実家の方が時間が掛かるってなんだー)そのことは後日に。まあ台湾一周してきたわけで。意外と物価が安……くもなかったかな。
海外旅行といえば飛行機。飛行機といえば待ち時間。待ち時間といえば読書タイム。または旅行といえばホテル。ホテルといえば寝るまでの暇時間。暇時間といえば読書タイム。というわけでそれなりに読書が捗った一時でありました。何か間違っているかもしれませんが気にしません。

『四季 夏』 森博嗣 (講談社文庫)

S&Mシリーズ第一作『すべてがFになる』に繋がる真賀田四季13歳の少女時代の出来事を描いた一冊。全てはここから始まった…ような気がする。四季の人間味を描きつつもそれ故彼女の「早さ」または「速さ」が際だっていた。
私的一言メモ:『すべてがFになる』面白かった人は読むべし。

四季 夏 (講談社文庫)

四季 夏 (講談社文庫)

『四季 秋』 森博嗣 (講談社文庫)

『夏』がS&Mシリーズの前を描いたのに対して『秋・冬』は全てが終わった後、続編、または後日譚的な内容。『秋』は特に犀川と西之園の二人の関係を主として書いている。もしかして研究者ってみんなこんなんなんだろうか……いやそんなはずは……、みたいな。犀川先生は本当に淡泊だなあ。
私的一言メモ:シリーズが好きな人は読んで損はないと思う。『冬』に繋げるためにも。

四季 秋 (講談社文庫)

四季 秋 (講談社文庫)

『化物語 上・下』 西尾維新 (講談社BOX)

怪異云々という帯やら煽り文句だが、後書きにもあるように怪異とかそういうのは二の次でやはりキャラ同士の掛け合いが際だって面白い。こんなテンポで会話できたら(相棒込みで)さぞかし楽しいのだろう。まあ実際には難しいけど。高価なのが気になるところではあるけど楽しかったので気にしない、ええ気にしませんとも。筆者も楽しんだようで、良いエンターテイメントである。
阿良々木くん萌え。戦場ヶ原さん蕩れ。後半ちょっと影薄いけど、蕩れ。……流石に流行らんかね。
私的一口メモ:まさにエンターテイメント。ラノベなんてくだらなくて読めねえよ!という人以外にはオススメ。

化物語(上) (講談社BOX)

化物語(上) (講談社BOX)

化物語(下) (講談社BOX)

化物語(下) (講談社BOX)

『ニンギョウがニンギョウ』 西尾維新 (講談社)

すみません。さっぱり分かりません。ぬーん。
私的一口メモ:戯れ言シリーズやらりすかやらなノリを期待すると後悔する一品。難解というより支離滅裂。

ニンギョウがニンギョウ (講談社ノベルス)

ニンギョウがニンギョウ (講談社ノベルス)

……我ながら偏ったラインナップですこと。