涼宮ハルヒの退屈

今回もまた原作読んでない人置いてけぼり風味で唐突に話は「憂鬱」の後日に跳ぶ。第一話といい原作を読めとの言外の要求なのだろうか。今までの話を時系列にしてみると

四月・五月 「涼宮ハルヒの憂鬱Ⅰ〜?」(涼宮ハルヒの憂鬱
六月 「涼宮ハルヒの退屈」(涼宮ハルヒの退屈
十一月? 「朝比奈ミクルの冒険 Episode00」(涼宮ハルヒの動揺
()内は原作タイトル

となっているが、この構成には何の意図があるのだろうか。2,3話ごとに短編を入れつつ最終話で憂鬱を締めるのだろうか。それとも思わせぶりなシーンを散りばめつつ視聴者を焦らしているのだろうか。
内容としてはSOS団と愉快な仲間たちが野球大会に出るというもの。いつの間にか古泉が自然に部室にいたりするのは愛嬌か。第一話にも出演していたし、そういうものだと受け入れれば気にはならない。一回も名前を呼ばれてないのは意図的なことなのか。
いつでも爽やかスマイル古泉、普通にナースルックで校内を闊歩する朝比奈さんに野球部(男子)顔負けの野球センスを披露するハルヒ、宇宙人パワーで試合をひっくり返す長門、いつも通り一人語りが素敵なキョン、とつくづくおもしろいメンバーである。
今回一番面白かったのはなんと言ってもハルヒの不思議ダンスである。古泉曰くブロックサインなのだが奇妙なダンスにしか見えない。メンタルなポイントは奪えそうである。ホーミングモードバットに振り回される様も面白くそして上手く表現されていて良い感じである。

なんだかんだ言って面白くて良いアニメだと思うがこの構成はどうなんだろう。