殻少

本格的な攻略サイトも幾つかできてきたので、メモは今回で終了ということで。
サブキャラクターなどの詳細攻略はこちらで。一応TrueENDへの行き方は書いておきます。
以下ネタバレしか有りません。

TrueENDへの道

前提条件として六織事件に言及するルートがベースです。
具体的には冬子を抱く→ペンダントを拾う→絵葉書を発見する→倉敷に行くで出るルートです。


Trueはこのルートに幾つか条件を追加したものです。条件というのは
条件1.和菜の生存(=日下の逮捕)
条件2.冬子の絵の完成
だと思われます。条件1については3/17に一人で日下を追えばいいです。
条件2については前半の冬子関連の選択肢が重要です。


3/8 何を描いてるんだ?
3/8 移動:井の頭公園→絵を描く時の気分は?
3/8 井の頭公園


これで3/9に選択肢追加。絵を描いている冬子に近づくor行かない。
ここで行かないのが重要。後日、絵の進捗が聞けます。(3/10の選択も間違えないように)
あとは話の流れに沿っていけば3/14の美術館に行く直前であるものを冬子にプレゼントします。
これで条件2の条件もほぼクリアです。


どうも出ないという人は以下の選択を
3/10 忙しい
3/13 移動:新宿駅(鉛筆の購入)
3/16 移動:学院→違う
3/30 移動:井の頭公園
(4/11 美術室 も必要?)

これで4/7に条件2が達成されます。
あとは上記ルートに準拠。最後に選択肢が出るので…後は分かりますよね?
まあぶっちゃけTrueEND見たところで展開の差は殆ど無いので期待はしないように。

感想

プレイしてる最中は結構楽しかったですが、結末が納得行かないにもほどがあります。蓋を開けてみれば玲人が救ったのは和菜だけとかどんだけですか。何やっても犯人が本懐遂げますし(その結果犯人が満足するかはルート次第ですが)探偵物としてどうなんですか、このゲーム。いっそサイコホラーだったのならまだ納得のしようもあるんですが。
正直結末で色々台無しにしたゲームだと思います。絵と音楽は非常に良いんですが。


個人的に一番納得行かないというかやるせないENDは入水するやつです。
心爾「僕が会いに行けばよかったのにね」
その結論に達するのが一月早かったら世の中は平和だったのにな!
心爾「君は連れて行けないんだ」
お前、既にその『君』の頸を落としてるじゃねーか!今更ってレベルじゃねー!
なに満足げに母親に会いに行ってるんだ、お前は地獄に堕ちろ。


Trueにしても
玲人「自由になったんだな、冬子―――」
『自己の出自と特殊な体質のせいで自身のアイデンティティが見出せず心身ともに不安定だった時に、一番の親友だと思ってた透子に薬を隠されたせいで交通事故に遭って、四肢切り落とす羽目になった挙げ句に誘拐され、人質になったと思ったらさらに狂人に強奪されて、芸術品に仕立てられた後、何の脈絡もなく狂人見習いの少年に譲渡され、現在行方不明、まあ生きてはいないだろう』
という結末を目の当たりにしている身としてみれば、これを自由といわれても!としか。確かにあの状態からでは死が一番の解放でしょうが、そういうことを言ってるようには見えませんし。


とまあ助けられる人も殆ど存在せず、犯人はみな狂人なので悔恨とか懺悔とかにはほど遠く、玲人も謎の自己完結しちゃってるので後味悪すぎます。何をやりたい話だったのでしょう。
事故回避で五体満足ルートとか幾らでもやりようはあったろうにわざわざ四肢切断が不可避で、生死も定かではない行方不明がTrueとか意味が分からない。
あと紫のシーンがないのも納得できない。過去作では実妹ルートが存在し、今作でも
日下→唯(兄妹)/夏目→秋五(姉弟)/千鶴⇔文弥(兄妹)/美雪→心爾(母子)/美砂→命(兄妹)
(未央→心爾(母子)/心爾→美砂(母子)/八木沼→姉(姉弟))
と近親相姦ネタ満載なのに肝心の紫がないとか本当に意味が分からない。イノグレならやってくれると思ったのに!


そんな感じ。