マキゾエホリック Case1:転校生という名の記号

正直に言えば絵買いをした本書だがこれまた一筋縄でいかないラノベである。主要人物である「同級生全てを記号化する男」のメモから一部抜粋すると
「勇者と怪人及び改造人間の争いをロボットにて鎮圧」
「妹の悪戯によって備品室にその兄と他一名軟禁。部屋周りに出現した幽霊は巫女によって消滅」
こんなことが日常的に起こるクラスに転校してきた主人公が一人称で綴る話である。敢えて絵で想像するなら「足洗邸の住人たち。」のような印象だろうか。クラスメイト31人が31人強力な問題児であるのだが、はっきり言って把握しきれてない。1/3くらい寝てる状態で読んでたのも悪かっただろうが、把握し切れてないが故にイマイチ乗りきれない。何でもアリ過ぎて逆に驚けない気がする。そんなこんなで現在読破率50%強。